食事ですっきり!

便秘のタイプにかかわらず共通するのは、食物繊維を水分をとることです。

ただし、食物繊維には水に溶けるタイプと溶けないタイプの2つがあって、それぞれちがうはたらきをしますので、とり方によっては逆効果になることもあります。

まずは、2つの食物繊維のはたらきの違いをしっかり理解してくださいね

不溶性食物繊維のはたらき新聞紙が水にぬれるとふやけて厚みを増しますが、あれと同じ原理で腸内で水分をすってふくらみます。便の量を増やしてくれます。

★ゴボウ・切り干し大根・さつまいも・じゃがいもなどに多く含まれます

水溶性食物繊維のはたらき便の量をふやすだけでなく、腸内の善玉菌を増やすはたらきがあります。水溶性の食物繊維は善玉菌の大好物です。善玉菌がふえると悪玉菌が減りますので、腸内環境がよくなり便秘を解消します。

★こんにゃく・オクラ・納豆などに多く含まれます

反応しないタイプ(直腸性便秘)の食事

便の量を増やして直腸にたまった便を脳に伝えれるようにしょましょう。水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維の両方をバランスよくとるように心がけましょう。

腸のはたらきが弱いタイプ(しかん性便秘)の食事

もっとも多いのがことタイプです。腸のはたらきが弱くなっていますから、腸に刺激をあたえて動きを活発にするようにしましょう!

〜対処法〜●朝起きぬけに冷たい水を飲んで腸に刺激をあたえる●食物繊維をとって便の量を増やす●三度の食事をしっかりとって、排便リズムを取りもどす

ココに注意!腸のはたらきが弱っていて、便がたっぷりたまっているときは、ちょうど出口に「フタ」をしている状態なんです。こんなときに大量に不溶性食物繊維をとると、かえっておなかが張って苦しくなります。腸にやさしくはたらきかける水溶性食物繊維をとりましょうね

腸が敏感になっているタイプ(けいれん性便秘)

腸がとてもデリケートになっているので、刺激物は厳禁です!とくにゴボウなどの不溶性食物繊維は厳禁です!腸を刺激するもの(アルコール・香辛料・かたい食物繊維)は避けなければなりません。それに比べ水溶性の食物繊維はこのタイプの便秘にも安心です

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