するり麦、もっと美味しく楽しみたい!
第一弾お題
「手間なしでひとくふう。」
第一弾は通販お取り寄せや、店舗で手に入る食品を使った簡単「ひと手間完結めし」をご提案します。
その3・たまごかけごはん
昔からご飯のお供の定番「たまごかけごはん」。
今回は誰でも一度は食べたことがあろう定番中の定番、最近は「TKG」と呼ばれ、変わらず高い人気を誇るメニュー「たまごかけごはん」を取り上げてみたいと思います。
いつからたまごかけご飯が食べられるようになった?
1872年に画家の岸田劉生の父である岸田 吟香(きしだ ぎんこう)が日本で一番最初にたまごかけごはんを食べたという説が有力のようです。吟香は当時の広告業界の先駆者であり多方面に活躍した人物。出身地である岡山にはたまごかけごはんのお店もあり、人気スポットになっているんだとか。 ちなみに当時の文献が伝える「たまごかけごはん」は、卵に塩と唐辛子をかけたものだったようですよ。多才な人物が生み出したシンプルで美味しいご飯。なんとも興味深いですね。
TKGの肝、「しょうゆ」。美味しくて可愛いビン入りも。
たまごかけごはん、卵の美味しさはもちろん重要ですが、一番重要視されているのはたまごかけご飯の際に使用する「醤油」ではないでしょうか?
普段使っている醤油を使うだけで十分美味しいのですが、山ほど発売されている専用しょうゆは見逃せません。醤油メーカーだけでなく、卵のメーカーが開発したものもあり、基本の醤油に多少の調味料を加えたものがいわゆる「専用醤油」のようです。出汁が効いたもの、甘みのあるもの、それぞれ個性があり、どれも卵とよく合うよう考えられています。今回はするり麦と相性が良いだけでなく、見た目が素敵で、さらに「つめかえ」も販売されている、環境にも配慮された専用醤油を選んでみました。
井ゲタ醤油の「たまごかけしょうゆ」。ぽっこりボディの可愛いビンは女性社員のこだわりから生まれ、贈り物としても人気なんだそう。見てください!食卓に並べておきたいほどのかわいらしさ。パッケージにもこだわっている商品はありそうでなかなかありません。
専用しょうゆをかけるだけで美味しいたまごかけご飯ですから、今回はあえてひと手間かけたアレンジ「冷凍たまごかけご飯」に挑戦してみましょう。
卵を密封袋に入れ一晩冷凍し、固まったら冷蔵庫で解凍。 数時間後、卵黄だけ取り出してたまごかけしょうゆ小さじ2に漬け込みます。
1時間後、残った卵白をボウルに出し、泡立て器でツノが立つまで泡立てます。耐熱皿に泡立てた卵白を泡を消さないようにのせ、オーブントースターで軽く焦げ目がつくまでさっと焼きます。するり麦を卵白で覆い、その上に漬けた醤油ごと卵黄をのせ、完成! しゅわっと口に溶ける卵白、こっくりとウニのごとく旨味が凝縮された卵黄、それぞれの個性がぞんぶんに生き、卵のことを知り尽くした醤油が一緒にお口の中を駆け巡ります!食べ応えがあるので、するり麦とも相性◎!
こちらのアレンジは普通の醤油でも美味しく出来ますが、漬け込みするので、専用醤油をおすすめします。
レシピを入れる場合は以下素材ーーーーーーーーーーーーーーーー
材料(1人分)
・するり麦ごはん 1〜1.5膳程度
・卵 1個
・専用しょうゆ(またはただの醤油) 小さじ1
1)卵を密封袋に入れ一晩冷凍する。
2)固まったら冷蔵庫で解凍。数時間後卵黄だけ取り出し、しょうゆ小さじ2に1時間漬け込む。
3)1時間後卵白をボウルに出し、泡立て器でツノが立つまで泡立てます。
4)耐熱皿に泡立てた卵白をのせ、オーブントースターで軽く焦げ目がつくまで、さっと焼きます。お椀によそったするり麦ご飯に焼いた卵白を乗せ、その上に漬けた醤油ごと卵黄をのせ、完成!
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「初卵(ういらん)」も試してみたい!
大きさが小さいがために規格外として市場に出回らない卵があるのをご存知ですか?若鶏が初めて産んだ卵である「初卵(ういらん)」。大きさはふつうの卵より一回り小さいのですが、その分白身も黄身もハリがあり、味がギュッと濃縮されています。卵農場や市場など、販売されている場所は限られていますが、もし見かけたら一度たまごかけご飯として「生食」で。味の違いを実感できますよ。
これぞ究極のアレンジ?TKG専用コンビーフ
かつてはメジャーだったコンビーフの缶詰、最近食べたのは・・?コンビーフ缶、味は美味しいのはわかっているものの、なかなか使いこなせていないという方が多いのではないのでしょうか。そんなコンビーフをたまごかけごはんとコラボ?させ、ふたたび表舞台へと導いたのがK&Kのたまごがけごはん専用コンビーフ缶。発売されたときはネットがざわついたとか、いないとか。「あえて」コンビーフとたまごかけご飯をあわせたところが話題となりました。
こちらのコンビーフ缶は味付け済みなので、そのまますぐにたまごかけご飯が楽しめます。缶詰コンビーフは油が固まった状態なので、コンビーフの油がほどよく溶ける温かなするり麦ご飯を使用するのがおすすめ。さらに、卵も冷たくない方がベター。 そこで、用意するのは炊きたてするり麦ご飯(または電子レンジであたためたもの)と半熟卵。
半熟のやわやわな白身と黄身がコンビーフとうまくとろけてなんとも美味しい。簡単に卵と牛肉のタンパク質が取れるので、特に朝食におすすめです! 朝たんぱく質を取ると、体温が上がり基礎代謝もよくなります。するり麦と合わせて、1日のスタートを切る朝食をいただきませんか。
K&K たまごかけごはん専用コンビーフ(K&K販売公式ショップ ROJI日本橋)
生で食べても加熱して食べても美味しい、アレンジ自由自在のたまごかけご飯。生卵や半熟ですので、妊娠中の方はご注意を。卵の殻にはサルモネラ菌が付着しています。サルモネラ菌は75℃で1分以上加熱すると死滅するので、卵は加熱調理をしたほうが安心です。