こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)・ふじゆりです。
皆さんは絵やアート作品をどこでご覧になることが多いでしょうか。
日本国内には美術館・博物館がたくさんあって、特別展もよく開催されていますね。わたしも美術館や博物館が大好きなのですが、実は「ギャラリー」もおすすめなのです。
ギャラリーに足を運ぶのをおすすめする一番の理由は、なんといっても「作品との距離の近さ」。
美術館ではガラスの向こうにあるようなものでも、至近距離で観ることができたり、手に取ることができるものもあったり。作品を見るというよりは体感することができる空間です。
おすすめ理由のもうひとつは、ギャラリーは通常入場料をとらないということ。
特別イベントなどで入場料を取るケースもたまにありますが、原則的には要りません。
わたしが日本の美術館・博物館事情で一番残念なのが、入場料が高いこと。チケット料金を考えると「ちょっと観に行く」が気分的に難しいのです。
ギャラリーなら、5分の隙間時間でも気軽にアートを楽しむことができます。
ギャラリーって少し入りにくいと思っていらっしゃる方には「声に出してあいさつ」をおすすめしています。
ドアを開けて中に入ったら「こんにちは」。
ギャラリーオーナーさんやスタッフさんがおられたら「ちょっと見せてください」。
見終わって外に出るときには「ありがとうございました」。
これだけで気持ちよく楽しむことができます。
気に入ったギャラリーが見つかったら、機会あるごとに足を運んで仲良くなって、作品のことや作家の話をいろいろと聞けるようになるのも、楽しみの一つです。
→ふじゆりさんのコラム「日日是好日」好評連載中。過去のコラムはこちら
花祭窯おかみ・ふじゆり(藤吉有里)