その3「ギャラリーの楽しみかた」

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)・ふじゆりです。

皆さんは絵やアート作品をどこでご覧になることが多いでしょうか。

日本国内には美術館・博物館がたくさんあって、特別展もよく開催されていますね。わたしも美術館や博物館が大好きなのですが、実は「ギャラリー」もおすすめなのです。

ギャラリーに足を運ぶのをおすすめする一番の理由は、なんといっても「作品との距離の近さ」。

美術館ではガラスの向こうにあるようなものでも、至近距離で観ることができたり、手に取ることができるものもあったり。作品を見るというよりは体感することができる空間です。

おすすめ理由のもうひとつは、ギャラリーは通常入場料をとらないということ。
特別イベントなどで入場料を取るケースもたまにありますが、原則的には要りません。

わたしが日本の美術館・博物館事情で一番残念なのが、入場料が高いこと。チケット料金を考えると「ちょっと観に行く」が気分的に難しいのです。
ギャラリーなら、5分の隙間時間でも気軽にアートを楽しむことができます。

ギャラリーって少し入りにくいと思っていらっしゃる方には「声に出してあいさつ」をおすすめしています。

ドアを開けて中に入ったら「こんにちは」。
ギャラリーオーナーさんやスタッフさんがおられたら「ちょっと見せてください」。
見終わって外に出るときには「ありがとうございました」。

これだけで気持ちよく楽しむことができます。

気に入ったギャラリーが見つかったら、機会あるごとに足を運んで仲良くなって、作品のことや作家の話をいろいろと聞けるようになるのも、楽しみの一つです。

ふじゆりさんのコラム「日日是好日」好評連載中。過去のコラムはこちら


花祭窯おかみ・ふじゆり(藤吉有里)

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