エシャレット
と
エシャロット
前回の記事では
何故このように紛らわしい名前になったのか
とある日本のおっさんのひらめきに
言及しつつご説明しました。
エシャレット
が実はラッキョウであることは
たっぷりお話しましたが
今回は
エシャロット
について語りたいと思います。
こちらが
エシャロット
です。
タマネギの親戚みたいな姿をしています。
実際のところ
ラッキョウ(エシャレット)もエシャロットも
ネギ属に属する植物なので
タマネギの親戚と言えば親戚です。
ラッキョウが中国やヒマラヤ原産で
アジアのネギ科植物であるのに対し
エシャロットはヨーロッパで古くから
使われているネギ科植物で
フランス料理には欠かせない食材で、
1世紀ごろにはローマ人の料理本の食材として
普通に登場していたらしいです。
…とはいえエシャロットの原産地は
イランあたりの中央アジアなんですけどね。
さて、そんなエシャロット
スーパーで買おうとすると
何故か
ベルギー・エシャロット
しかも
フランス産ベルギー・エシャロット
と名前がついていたりします。
意味不明の極みです💦
どうも、エシャレットと区別するために
ベルギーを付けたらしいんですが
なんでベルギー?
まぁ、ベルギーでもエシャロットは
栽培されているだろうし
ベルギー料理にも使われているでしょうが
フランス人が聞いたら憤慨しそうだな・・・。
そんな
エシャロット
ですが・・・
こちらが日本で手に入る種類です。
ピンクですよね~。
そう、このエシャロットは
フランスで
エシャロット・ローズ
と呼ばれる品種です。
実はエシャロットには
大きく分けて二種類あります。
エシャロット・ローズ
と
エシャロット・グリーズ
です。
この二つは系統的にも
かなり離れた植物のようです。
グリーズとは、灰色の意味で
エシャロット・グリーズは
皮が厚めでぱっと見灰色っぽいです。
エシャロット・ローズよりも
香りが強く、風味があると言われ
フランス料理のシェフには重用されますが
長く保存できないので
あまりポピュラーではありません。
写真を撮ってご紹介しようと
ネットで探してみましたが見つからないので
日本では流通していないのでしょうね。
さて、実際のエシャロットのお味と
使い方ですが・・・
タマネギのように使っていただけます。
もちろん、タマネギより少量入れる感じですが。
味と香りはタマネギとは違います。
タマネギよりネギ科植物の風味が強く
生では辛味があり
タマネギのような水分はありません。
フランス人はこの香りが大好きなんですよね~。
こちら以前ご紹介した
フランスの冬の味覚カキですが
フランスでカキのプレートを注文すると
必ずワインビネガーに
エシャロットのみじん切りで香りをつけたものが
ついてきます。
これをお好みでカキに少し乗せて
いただくんです。
カニ酢のフランス版ですね。
最近我が家の長男Sくんは
エシャロットの美味しさに目覚め
色々な料理に使ってみています。
実際に試してみると
エシャロット、エシャレット(ラッキョウ)
そしてタマネギの
それぞれのいいところがわかるので
皆さんも機会があったら
是非トライしてみてくださいね!
(ここっとさん)
ここっとさん
フランスで10年以上暮らして帰国した経歴を持つここっとさん。ハーフの二人の男の子、そしてインコのマメルリハ、ウロコインコのバジルとの暮らしを綴ったブログが大人気のトップブロガー。ブログタイトル「魅惑のここっとライフ」
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