フランスで10年以上
暮らしたここっとさん
今回はちょっと趣向を変えて
フランス生活で楽しかった
すごくいいと思ったイベントを
ご紹介しますね。
あ、もちろん『食』に
関係するイベントです!
それは・・・
御近所の日
fête des voisins
実はまだ始まって新しい習慣で
5月末に行われます。
(2000年はコロナ禍で中止
2021年は9月に行われたみたい)
今年は5月20日でした。
1990年代にフランスで始まったもので
2000年代に全国に広まりました。
要するにご近所で集まって
交流する日
つまりフランス風に
美味しいものを持ち寄って
パーティーしちゃおう!
っていう日です。
マンションやアパート
住宅街だったらその地区(通り)の
有志が集まります。
ここっとさんが住んでいた
モーツァルト通りでも
当時開催していました。
もちろん参加しましたよ!
当日の午後
御近所さんが道に出て
テーブルや通行止めの表示を設置
なんと、テーブルもテーブルクロスも
通行止めの表示も
事前に申請をしておけば
市が貸してくれるんです!
大きな車を持っているご近所さんが
とりに行ってくれた
ってわけです。
スゴイでしょ?
夕方になると、ご近所さんがそれぞれ
思い思いの美味しいものを
持ち寄って集まります。
ワインやドリンク
パスタやパイ、ケーキ、果物
何でもあり!
参加するには何か持ち寄る!
それだけ!
以前その通りに住んでた人たちとか
お隣の通りだけど・・・
っていう人とかも来ちゃいます
当時、同じモーツァルト通りには
同じ学校に子供を通わせる家が
何軒もあったので
友達ばかりですごく楽しかったなぁ。
実際の写真はこんな感じ。
キッシュとかクレープとか並んでて
フランス!って感じでしょ?
さくらんぼやサラダ
デザートのタルトたち・・・
フランスの家庭の味を
味わうチャンスです!
みんなが持ち寄る中で
やっぱり多かったのはキッシュとか
タルト系かな。
こちらはラタトゥイユが詰まった
タルトでした。
チョコレートケーキなんかも
どかんと出てきます!
そんな中
ここっとさんはいつも
超人気者でした!
何故なら・・・
めっちゃ気合入れて
握りずしを作っていたからです!
近所に信頼できる魚屋さんが
あったのでそこでサーモンやスズキを
買って・・・
自分で握っていました。
適当だけど。
日本では握りずしなんて
お寿司屋さんに行けばいいことで
自分で作ろうなんて
全く思いませんが
フランスでは気合入れて
作ってましたね!
懐かしいなぁ。
今写真で見返してみても
よくやってたなぁ。
と自分でも感心しちゃいます。
でも
みんなに喜んでもらえて嬉しかったし
何よりフランスで食べられる
お寿司って中国人が作ってるのが
多かったりして・・・
ご飯は冷たいわ
冷蔵庫に入ってるわ
米も外国米で
美味しくないのが多いんです。
炊き立ての日本米で作った
美味しいお寿司を
食べてみてもらいたかったんですよね。
ここっとさんのお寿司は
いつも一番最初に
完売でした!
ご近所さんの日が終わって
テーブルを片付けた後の
モーツァルト通り
子供たちはいつまでも一緒に
遊んでいましたよ。
この試みはフランスから始まって
ヨーロッパに着々と広がりつつ
あるみたいです。
御近所と楽しく交流できて
知り合いになれるというだけじゃなく
災害の時に役立つ、
孤立してしまう人を救えるなどの
社会的な意味もあるようです。
地域との関係が希薄になって
しまってる日本。
こういう試みはどうかなぁ。
ってちょっと思います。
(ここっとさん)
【ここっとさんのスピカフェ体験記】
→メンタルバランスの乱れと眠りを見直す夜の新習慣「スピカフェ」
ここっとさん
フランスで10年以上暮らして帰国した経歴を持つここっとさん。ハーフの二人の男の子、そしてインコのマメルリハ、ウロコインコのバジルとの暮らしを綴ったブログが大人気のトップブロガー。ブログタイトル「魅惑のここっとライフ」
快腸へ近道をゲット
するり麦とするっと抹茶・するっとカフェがお得なセットになりました。
一覧