◇するり麦の生育状況レポート◇(2024年4月)
収穫まであとひと月余りを迎えた「するり麦」。
農家さんに今年の生育状況についてお尋ねすると、今年は例年より雨が多くて、平年の2倍の降水量でとにかく雨に悩まされたとのこと。
たしかに今年は雨が多かったですよね。雨が多すぎると麦をしっかり生育させるための”土踏み追肥”や”土入れ”のタイミングが遅れ、難しくなるのだそうです。
するり麦の畑はどうなのか尋ねてみると、「毎年自然を相手にやってますので大丈夫ですよ!」という力強い返事をいただきました。(^^)
雨の具合を勘案しながらしっかり育て、例年どおりのいい畑になっているそうです。ただ、ここ数年は気候の大きな変化を感じていて、気候の変化を踏まえつつ、環境にも配慮した農業のやり方を進めていきたいとのことでした。
空にむかって勢いよく穂をのばしたするり麦の畑
だんだんと雨も落ち着いてきて、これから気温があがるにつれ、この緑色の麦穂が”紫色”へと変わっていきます。初夏の風に吹かれながら畑一面が紫色に色づくと収穫の時期です。
農家さんのおかげで、今年もいい「するり麦」ができそうです。
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