ヒトは便意を感じて、排泄を行います。当たり前のことですね。しかし近年は「便意って何ですか?」と真顔で聞いてくる若い方が増えています。聞けばダイエット目的で下剤や下剤成分入りのお茶などを常用し、お腹が痛くなることを便意だと勘違いしている人も多いようです。
お腹が痛くなることは便意ではなく、お腹の中で異常が起きている危険信号です。下剤などを常用し、日々「危険信号」を感じながら過ごしていると、便意を感じなくなりさらに便秘をひどくするという悪循環に陥ります。また排泄のタイミングを逃すことで便秘になっていくこともあります。最初はちょっとした我慢からはじまり、続けるうちに便意を失ってしまい慢性の便秘へとつながっていくのです。
こうしたことにならないためにも、小さな便意でも、感じたら我慢せずにできるだけすぐにトイレに行くようにしましょう。日々の小さな習慣の積み重ねが、快腸体質を作っていきます。
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心から感謝を込めて
おつうじ屋 代表 石井 幹子