ご相談
すごい便秘で悩んでいて、便秘に効くと聞けば何でも試してきましたが、全く効果なしで、薬に頼っています。 週末はトイレにこもるのが普通になってしまいました。
便秘薬は増えていくし、ただこのまま薬に頼っていたらと思うとちょっと怖くなってきました。でも、便秘薬を飲まないと便意がこないんです。
どうしたらいいでしょうか。
ご相談ありがとうございます。便意がないので止むを得ず、便秘薬をつかっていらっしゃるのですね。量がふえると不安な気持ちになりますよね。
するっとちゃん
ご相談
そうなんです。不安です。便意を感じるからだに戻りたいです。
大丈夫ですよ。まずは便意が起こるしくみからご説明します。
直腸(出口付近)に便がたまると、腸から脳へ「いっぱいです」という信号が送られます。信号を受けとった脳は、腸を動かすよう指令を出します。それが便意がおこる仕組みです。
お通じに「脳」のはたらきが関係しているとは驚きですね。スムーズなお通じのためには、腸と脳の連携プレーが大切になります。(腸脳相関といいます)
するっとちゃん
ご相談
便意をがまんするとどうなるの?
便意をがまんし続けると、脳に知らせる神経がにぶってしまいます。何度もがまん繰り返しているうちに、「便意を感じない」体質になってしまいます。このタイプの便秘を「直腸性便秘」といいます。
するっとちゃん
★下剤・便秘茶も原因のひとつ
刺激系の下剤、便秘茶は、からだにとって異物です。異物を早く外に出すために不自然な便意を起こし、強制的に排便させます。下剤を繰り返しつかっていると、脳へ知らせる神経がにぶり、さらに「便意を感じない体質」を作ってしまいます。
するっとちゃん
ご相談
どうしたらいいの?
まずは、生活のリズムを一定に保つようにしましょう。毎朝、決まった時間に起き、太陽の光を浴びるだけでも効果的です。
次に「便の質」そのものを変えていきましょう。便がかたいと、便意を感じにくくなります。発酵食品や水溶性食物せんいを毎日とると、便の質が変わります。
そして、少しでも便意を感じたらがまんせずにトイレに行くようにしましょう。
するっとちゃん
するっと抹茶・するっとカフェ・するり麦を毎日続けていると、便の質が変わります。短さ脂肪酸(とくに酪酸)の力によるものです。毎日の腸活にぜひお役立てください。
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